4日後、再び「軽井沢八月祭」に再び出かけた。 (2008.08.21)
「横川を経由して碓氷峠を越える」 シリーズ 第1日その1 ~ 東京から横川まで。
前回の軽井沢までのルートは、
東京 (新幹線) → 軽井沢
…で終わり。 だが、これではあまりにもつまらないので、今回は趣向を変えて、夏休み特別企画第2弾として(ちなみに、特に書かなかったけれど、17日の軽井沢行きが夏休み特別企画第1弾…)、碓氷峠を目指すことにした。
バスで碓氷峠を越えるルートをとった。
東京 (新幹線) → 高崎 (信越本線) → 横川 (JRバス) → 軽井沢
朝早くに家を出るのがしんどくて、東京からは新幹線を使ってしまったのが画竜点睛を欠いているようでもあり、やや残念ではある。
今日は「あさま」ではなく「とき」に乗車。
とき。
とうきょう。 上越・長野新幹線のプラットホーム。 天気がよくない。
たかさき。 あっという間に到着。
高崎名物。 だるまは禅宗の開祖・達磨大師が坐禅をしている姿だそうです。
高崎から信越本線にて横川を目指す。
信越本線。2両編成の在来線。
まついだ。 海抜276.841m という数字にびっくりしてしまった…。
(意外に高いところまで来ていたのだなと)
横川行きの電車の車窓から偶然撮れた1枚。
カーブミラーに対向車が偶然写ったおもしろい写真。
拡大するとよくわかるけれど、遠方の車がもう1台写っている。
この時、私は横川(進行方向)の方向に向かって左側の窓際(ご存知の方も多いと思うが、横川付近ではこちら側の窓に座っていると妙義山系がよく見えるのだ)に座り、高崎の方向(進行方向とは逆方向)を向いて座っていた。
写真の左側が高崎方面、右側が横川方面。
カーブミラーに写っているのは横川方向の山並。
この道路は国道18号線だと思う。
実際の山の風景のその真ん中の鏡に写る山…なんともリアリティあふれるバーチャルな写真。 いや、これはエンデの『鏡のなかの鏡-迷宮』かボルヘスの不思議な詩のようではないか!
碓氷峠をバスで越えた時に似たような写真をもう1枚、偶然に撮った。
( 3ページ先に出てきます。 → 27ページ参照 )
よこかわ。 高崎から30分ほどで到着。
横川~軽井沢区間(碓氷線)は平成9年の新幹線開業と共に廃線。
ここで釜めしを買った経験のある人も多いのではないでしょうか!
軽井沢でばったりお会いした御年輩のある方(友人の御母堂)とも、特急「あさま」が横川駅停車中の数分の間に釜めしを買う、あの「なつかしいスリル」について、長々と楽しいお話をした。 ほんのちょっと前まで、なじみの光景だったのに、今は昔、もう過去の話。
ここから続く 「横川を経て碓氷峠を越える」 のシリーズは私の曽祖父と祖父に捧げる。
※写真ページのリニュアールに伴い、旧「小さい写真帖」から転載しました。(2016.02.11)
旧「小さい写真帖 24」(2008.08.27 掲載)